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プログラム

大島観光研修プログラム

コミュニティ向け

日本の地方には ふる里を 愛してやまず
生活を立てながら 地域のインフラや イベントの
あれもこれも 手づくりし 消防団としても
眠りを削って おじい おばあや こどもたちを
護っている 一隅を照らす人材が 今もいます
持続可能な世界の コミュニティには
暮らしの自治と グローバルな叡智が 生き
ローカルから世界に 共創の橋が 架かっています

日本、インドなどの国々で、都市での生活に圧倒され、ストレスをかかえ、生きにくさを自覚するようになった人々が、ライフスタイルをシフトすることは、よく見られるようになりました。これらのシフトは、次のように、Iターン、Jターン、Uターンと呼ばれることもあります。

 • Iターン  都市で生まれ育った人が、田舎や地方に移り住むこと
 • Jターン 都市に移り住んだ人が、出身地とは異なる田舎や地方に移住すること
 • Uターン 田舎や地方で生まれ育った人が、都市に出た後、故郷に戻り住むこと

大島♡ハート•オブ•イノベーションは、双発的で参加主体型の次のような経験への導入を提供いたします。

 • 現存する地方コミュニティとの「共通の価値」の共創
 • 地元のコミュニティでの「新世界的な方法」の適用
 • 新住民の方々がそのライフワークと移住目的に沿っていけるような励まし

* 受講対象者は、ご紹介者を通じて当プログラムに受け付けさせていただきます。

大島観光研修プログラム 参加者の声
コミュニティ向け

 20代より障がい児のリハビリテーションに従事し、子どもたちの自律への意識と意欲を引き出す仕事にやりがいと歓びを感じていました。その後の結婚、出産、育児をきっかけに、自分の在り様を見つめなおさざるを得なくなり、仕事や住環境、食への意識も変化していきました。それと同時に、社会が抱える様々な問題を認識しはじめ、同じ問題意識を持つ人たちとの繋がりから、持続可能な社会の実現をめざし、市民団体などとの相互協力を行うNPOに参加することになりました。

 その活動を通して、自然の叡智から学び、多様な存在との共同創造を歓びと思いやりをもって行うことのできる本来の人への成長と、それに伴う社会での実践が、社会変換実現の鍵であることを自覚し、その学びと実践をライフワークとしていくことを決めました。

 まず始めに地域で行ったのは地元の方々との共同でのお醤油づくりです。きっかけとなったのは、大島で体験した手づくり醤油の搾り体験とその味です。正に自然の叡智と人の知恵と様々な存在の共同作業によって創りだされる賜物であり、とても豊かで美しいアートであると実感します。

 地元の数人と始めたお醤油づくりですが、今は地域の農家さんや持続可能な社会を目指す市民団体、里山保存活動をされている方々などとも手づくり醤油をきっかけに繋がり始めています。

 また大島では、高齢者や障がい者の方々の暮らしの一端を知ることができ、これからの福祉の在り方などについて自分の仕事も含めて熟考する機会となりました。地域での暮らしの多様な在り方を尊重しながら、ゆるやかで豊かな協力関係を、「お醤油づくり」や「リハビリテーションと介護」という方向から構築し、枠で括らないコミュニティーづくりを実現することを、さらなるライフワークとしてビジョンとするに至っています。
 わたしにとり、大島は、かけがえのない学びとライフワークの活性化のフィールドとなっています。

理学療法士・NPO法人役員 H.S (50代女性 東京)